| KOEIの人気歴史シリーズ「信長の野望」初のPS2作品。 今作の最大の特徴はなんと言ってもリアルタイム戦闘だ。 イメージ的に言えば「決戦」シリーズに近いだろう。 なんと54種類ものマップが存在し、それぞれ地形、施設、諸勢力配置などの条件で異なっている。 武将や兵科などは「決戦」よりも遥かに細かい設定ができる上、 「委任」の「直轄」機能を使えれば出陣部隊数についても制限は無いに等しい。 更にプレイヤー、相手に加え寺社や国人衆、水軍衆など第三勢力も登場し 戦闘を盛り上げる。 荷駄隊や城や砦などの拠点施設の存在により戦略はますます深まる事だろう。 この「嵐世記」のリアルタイム戦闘はゲームソフトとしての一要素に過ぎないが これらの点から見てもそのクオリティは「決戦」のソフト丸ごと一本を遥かに上回るものだと言える。 そして先にも書いた第三勢力の存在により力押しだけではどんなに力があっても 勝つ事は難しくなっているのも大きな特徴。 ただごり押ししていくと寺社や忍者衆の暗躍によって 全ての大名、勢力が軒並み敵になったり、凄まじい数の一揆衆の攻撃に 晒される事になったりするのだ。逆に彼らを味方にできれば 商取引で有利になり、海上輸送が可能となり、合戦の時には強力な味方として参戦してくれる。 今作では「外交」「交渉」は今まで以上に重要な要素になっていると言えるだろう。 また登場武将の多さにも注目したい、史実武将だけで実に1450人。 これは三國志、信長全作の中でもダントツ一位の数であり、 城数も135、個性溢れる顔ぶれで無限に広がるプレイを楽しめる。 加えて個人的な感想を書けばゲームバランス面でもなかなか優れていた。 そしてこの値段。このシリーズの愛好者であれば買う価値の有る事は保証したい。 |