この作品はコンシューマ用としてリリースされたのは1997年のことですが、 そのあまりの出来のよさに、数多くの続編が作られました。 そして、その処女作であるバーストエラーが一番評価が高いです。このソフトはザッピングシステム(Aの行動がBの行動に影響を与える)を 有機的に昇華した作品であり、ゲームというカテゴリーでの エンターテイメントの新しい可能性を示した作品です。 むしろゲームというカテゴリーでなければ実現しなかったといっていいと思います。 最初は小次郎パートとまりなパートにわかれてプレイします。 この二人もキャラが非常に立っており、感情移入が非常にしやすいです。 二人がところどころで出会いますが、二人のパートで同じ場面が出てきます。 その際にお互いがなぜそういった発言をしたのかが二人のパートを通してわかるようになっており、 「同じイベントを2回繰り返す」というような作業感はまったくありません。 映画の「バックトゥザフューチャー」のような、 過去にもどって自分のやりとりを第3者の観点で見ている感覚に非常に似ています。 二人は全く異なった目的を持って行動するのですが、 次第に有機的にひとつの事象に向かって収束をしていきます。 このシナリオ運びが実に見事で、続きが気になってしょうがないつくりになっています。 途中にパソコンを使ったザッピングパートがありますが、これは本当に衝撃的で 今でもプレイした方々の語り草になっています。 プレイ時間は20〜30時間といったところでしょうか。 また、この限定版はアナザーストーリーのDVDビデオとシリーズ一覧を網羅した 図鑑であるエンサイクロペディアが同梱されています。 エンサイクロペディアはシリーズのネタバレも多いため、何作かプレイしてから 鑑賞されることをおすすめします。 |