このゲームの魅力を一言で説明するのは難しい。 一見オーソドックスなSRPGだが、 制作スタッフのこだわりが随所に見られる。 それは必ずしも一般受けする要素ではない。第二次大戦後に分裂した日本と言う世界観は シナリオと映像に独特の重みを与えている。 戦争を題材にしているだけあり 若干の悲痛さを感じる部分も少なくはない。 敵随伴兵を焼夷弾や絨毯爆撃で一掃すると 「ゲームだから」とはいえ心が痛む方が正常だろう。 功名かつ狡猾に考えられたシステムとバランスは 完成されているが決して親切ではない。 戦闘シーンが非常に長くひとつのマップをクリアするのに 2時間は覚悟しなければならない。 中断セーブはできるが失敗すればやり直し。 敵の増援も絶妙なタイミングで出現するので油断できない。 全滅した随伴兵は問答無用で消えてしまう。 海宝など敵ボスキャラはどいつも非常に手強い。 軽い気持ちでプレイすると挫折する可能性の高いゲームだが 腰を据えてじっくりプレイすれば 「このゲームでしか体験できない魅力」に気付くだろう。 |