3Dグラフィックスは秀麗。様々な視点からの景色切替は愉しい。 が、それだけなのだ。 既出レビューのように経営要素はまるでなく、プレイヤーができる のは区画の整備だけ。戦略要素も何も、マップ要素間の同じ組み合わ せを淡々と行うだけに終始して終わる。区画設定の発想はシムシティ シリーズと同じだが、同シリーズの最新作がマップへ直接主要施設を 設置できると共に、非常に細かいシム達が街で様々ハチャメチャに生 きている事が感じられる設計になっているのと、あまりにも対照的で あると言わざるを得ない。しかも価格的には同作のほうが安いとくれ ばなおさらに。 かつてA列車シリーズと言えば、衝撃の「A?」で世界の最先端に 立ち、同時代の「レイルロードタイクーン」をマイナーゲームに転落 させるほどのインパクトを持ったシミュレーションゲームである。そ の頂点は「A?」で極まってしまったのだろうか。アートディングで 無くても良いから猛省の上に新しい交通・経営シミュレーションゲー ムの地平を拓いて欲しいと思うのは望蜀の言なのだろうか。 |