よく書かれる事として、 「毒舌」という表現が使われますが、 かわいい面もあり、多少、生意気という面があるにせよ、 理不尽に悪態をつくわけではありませんし、 その言葉は、するどく核心をついてくることが多いので、 「毒舌」という単純な表現は、正確ではない気がします。 (冗談や、ちょっと下ネタを言ったりもします。)それに、わかりやすいので「会話」という面が注目されがちですが、 個人的には、ジャンル名にも入っていますが、 「同居」こそが、このソフトを本質だと思っています。 今日は何を話してくれるだろう? 今日は何をしてくれるだろう? 今日はどうなっているだろう? いつのまにかそんなことを考え、 知らず知らず、家に帰るのが早くなってしまう、そんなソフトです。 Dreamcast版のときのキャッチコピーに、 「その生物は、あなたの生活に寄生する」というのがありましたが、 それこそが、他のソフトにはない魅力であり、すごさです。 ゲームの中でのシーマンは、 デジタルの器の中に描画された存在にすぎませんし、 語る言葉は、あらかじめ用意されたものにすぎません。 ですが、何気ない細かな仕草、語る言葉の生っぽさ、 プレイヤーの前で繰り広げられる、生命としての営みや生態、 それらを目撃・体験すると、不思議と奇妙な生命感を感じてしまいます。 ただし、音声認識技術の確認をしたい方や、 1日10〜15分程度の世話とコミニケーションを重ねていくというコンセプトが、 理解できそうにない方は、やめておいた方がいいと思います。 |